1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:19:59.910 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「私の名は喪黒福造……人呼んで笑ゥせぇるすまん」


喪黒「ただのセールスマンじゃございません」


喪黒「私の取り扱う品物は心……人間のココロでございます」

3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:20:55.436 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「この世は老いも若きも男も女も、心の寂しい人ばかり」

喪黒「そんな皆さんの心のスキマをお埋めいたします」

喪黒「いいえ、お金は一銭もいただきません」

喪黒「お客様が満足されたら、それがなによりの報酬でございます」

喪黒「さて、今回のお客様は……」


少節化 奈郎(25) フリーター



オーッホッホッホッホッホ……

6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:23:16.402 ID:9HLHpv4N0.net
―自宅―

奈郎「さぁて、昨日小説を更新したけど、感想はついてるかなぁ……」

奈郎「山場だし、きっと一つぐらいは……」

奈郎「……」ドキドキ

奈郎「一つもついてない……!」

奈郎「くそっ、なんでだ! ぼくの小説は絶対面白いと思うんだけどなぁ……」

7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:23:53.256 ID:GR8W3b5hr.net
続けて

10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:26:14.678 ID:9HLHpv4N0.net
―書店―


≪大人気WEB小説の最新刊!≫


奈郎「……」

奈郎(この平積みになってる本……ぼくも投稿してる小説サイトで人気No.1のやつだ)

奈郎(この人が更新すると、ファンからどっさり感想がついて、あげく書籍化されて……)

奈郎(ぼくが更新しても、感想なんか一つもつかない。書籍化なんて夢のまた夢のまた夢だ)

奈郎(一体なにが違うっていうんだ……)ギリッ

24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:29:59.051 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「こんばんは」ヌゥッ

奈郎「うわっ!?」

喪黒「オ~ッホッホッホ、これは失礼」

喪黒「さっきからこのライトノベルのコーナーをじっと眺めておりましたが……」

喪黒「あなた、ライトノベルがお好きなんですか?」

奈郎「え、ええ、まあ」

喪黒「近頃は若者向け小説、ライトノベルの読者が増えてきているようですな」

喪黒「しかも最近では、WEB上でプロ作家でない方が公開した作品が」

喪黒「出版社の目にとまって本にしてもらえる、ということもあると聞きます」

喪黒「そうやって眠っていた才能が発掘されるというのは、大変素晴らしいことです」

奈郎「ええ……そうですね」

喪黒「あなたもそういった掘り出し物を探されてる、といったところですかな?」

奈郎「はい……これだけあると、どれを買うか迷ってしまいます」

26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:30:54.966 ID:7F11uwOpa.net
はよ



33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:33:16.824 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「本当ですか?」

奈郎「え?」ドキッ

喪黒「あなた……本当は読むよりも書く方が好きなのでは?」

奈郎「な、なにをいうんですか、いきなり」

喪黒「今こちらのコーナーを見ているあなたの目……」

喪黒「どちらかというと、どの本を買うか迷っている、というよりは」

喪黒「どうして自分の小説がここにないんだろう、という眼差しに見えたもので……」

奈郎「!」ギクッ

奈郎「バ、バカなことを! そんなこと思ってませんよ!」

奈郎「失礼します!」スタスタ

喪黒「……」

34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:34:05.656 ID:SkIbKXKmr.net
モグロさんこええ

36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:37:20.037 ID:9HLHpv4N0.net
―自宅―

奈郎「さて……今日はどうかなっと……」

奈郎(……あ、感想が一つついてる! やった!)


『頑張って読んでみたけどつまらなかった、才能ないよ』


奈郎「……!」

奈郎「ふ、ふざけるな!」

奈郎「才能がないだと!? お前の見る目がないだけだ!」

奈郎「くそっ、くそっ、くそっ、くそっ、くそっ!」

37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:37:57.539 ID:HEu58XM00.net
最近やってるアニメってどうなの?

38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:40:42.585 ID:9HLHpv4NH.net
―書店―

奈郎「ハァ……」

奈郎(なんでぼくの小説はウケないんだろう……やっぱり才能がないんだろうなぁ)

喪黒「おや、またお会いしましたな」ヌゥッ

奈郎「うわっ!」

喪黒「またライトノベルのコーナーを眺めていたのですか、少節化さん」

奈郎「ええ、まあ……って、なんでぼくの名前を!? あなた何者なんですか!?」

喪黒「おっと、申し遅れました。私、こういう者です」スッ

奈郎「ココロのスキマをお埋めします……?」

39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:41:01.390 ID:7F11uwOpH.net
期待

40:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:43:33.076 ID:9HLHpv4NH.net
喪黒「私、人々のココロのスキマを埋めるボランティアをしておりまして」

奈郎「ボランティア……?」

喪黒「はい、つまりお金は一銭もいただきません」

奈郎「はあ……」

喪黒「ま、どうです? 私の行きつけのお店で一杯」

喪黒「もちろん、私のおごりです」

41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:47:21.895 ID:9HLHpv4N0.net
―BAR魔の巣―

マスター「……」キュッキュッ


奈郎「……そうなんです」

奈郎「ぼくはあるWEBサイトで小説を連載してるのですが、全然人気出なくって」

奈郎「書籍化されてるWEB小説を書店で見るたび、彼らとの差を痛感してしまうんです」

喪黒「オーッホッホッホ……なるほど、なるほど」

喪黒「あなたのお気持ちは痛いほどよく分かります」

喪黒「人間、自分の好きなことで思うように認められないことほど苦しいことはないですからなぁ」

42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:48:14.985 ID:SkIbKXKmr.net
魔の巣キター

43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:50:43.074 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「ところで、あなたは……プロの小説家になりたいのですか?」

奈郎「いやいやいや、そんなまさか! 小説家になろうだなんて思ってませんよ!」

奈郎「自分に才能がないというのは、嫌というほどよく分かりました」

奈郎「ただ……せめて一度ぐらい……」

奈郎「いくらかの人に褒めてもらえるような小説を書いてみたいんです」

喪黒「ささやかながら、切実な望みをお持ちのようですなぁ~」

喪黒「でしたら……」

44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:51:57.068 ID:psyhsmi+0.net
良い雰囲気だ

45:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:54:43.996 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「これからはこのサイトで、小説を書いてみて下さい」スッ

喪黒「きっとあなたの望みが叶えられると思います」

奈郎「なんですか、このサイト? ……≪小説家になれる≫? 初めて聞きました」

喪黒「そこはある出版社が運営してる、新しい小説サイトでしてね」

喪黒「あなたの小説が今までウケなかった原因は、おそらく読む側に原因があるのです」

喪黒「どんなにレベルの高い小説を書いても、お客のレベルが低ければウケるわけがありません」

奈郎「た、たしかに……!」

奈郎「今いるサイトの読者連中はみんなレベルが低くって……!」

喪黒「ホッホッホ、そうでしょうそうでしょう」

喪黒「ですが、そのサイトならば、きっとあなたの小説を面白がる方が多いと思いますよ」

奈郎「本当ですか!?」

喪黒「ただし、あまり高望みはなさらないで下さい。それがあなたのためです」

奈郎「ハハハ、分かってますよ」

奈郎「自分の小説がある程度ウケてくれれば、ぼくはそれで満足なんですから」

46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:55:53.453 ID:SkIbKXKmr.net
どうなってしまうのか

47:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 00:57:34.401 ID:9HLHpv4N0.net
―自宅―

奈郎「さっそく、≪小説家になれる≫ってサイトにいってみるか」

奈郎「ふーん、基本的なシステムは、ぼくが書いてたところとほとんど同じだな」

奈郎「じゃあこっちに今まで温めてた小説を投稿してみるか」

奈郎「えーっと……」カタカタ

48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:00:22.867 ID:9HLHpv4N0.net
次の日――

―自宅―

奈郎(ふう、やっとバイト終わった)

奈郎(≪小説家になれる≫に投稿したぼくの小説はどうなってるかな?)

奈郎(ま、書く場所を変えただけで劇的にウケる、なんてことがあったら苦労はないけど)

奈郎(せめて感想が一つぐらいついてればいいなぁ……)

49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:04:35.546 ID:9HLHpv4N0.net
奈郎「――え!?」


『主人公のキャラがとても魅力あるね!』

『読みやすい。文章力高いわこの作者』

『こんなに先が気になる小説は初めて読んだよ!』

『期待の新人だな』

『これ書いたのもしかしてプロじゃない? プロでしょ?』


奈郎「ものすごい数の感想だ! しかも、どれも褒めてくれてるのばかり!」

奈郎「次の更新はもっと後にしようと思ってたけど……」

奈郎「これだけ期待されたら、更新しないわけにはいかないな」

奈郎「さっそく執筆しよう!」カタカタ…

50:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:06:36.535 ID:B+85ryHq0.net
いいぞ

51:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:07:27.467 ID:9HLHpv4N0.net
『おおっ、更新早くて嬉しい!』

『主人公どうなっちゃうんだ~!』

『台詞回しがものすごくセンスあるよね。読んでて楽しい』



奈郎「おおっ、更新するなりどんどん感想がつく!」

奈郎(そうか……喪黒さんのいうとおり、ぼくは書く場所を間違えていたのか!)

52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:10:30.057 ID:9HLHpv4N0.net
―BAR魔の巣―

マスター「……」キュッキュッ


奈郎「喪黒さん、ありがとうございます!」

奈郎「あのサイトの読者は、ぼくの小説と波長がピッタリみたいです!」

奈郎「更新するたびに感想がつくわファンは増えるわ、で嬉しい悲鳴ですよ!」

喪黒「ホッホッホ、それはなによりです」

奈郎「おっと、もうこんな時間だ」

奈郎「小説を更新したいんで、今日はこれで失礼します!」

喪黒「ファンを待たせてはいけませんからな。頑張って下さい」

喪黒「……」

53:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:11:56.241 ID:/8HM5zlar.net
沈黙が怖い

55:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:15:09.671 ID:9HLHpv4N0.net
奈郎(いきなりものすごく強い新キャラが助っ人にくるのは、さすがにご都合主義すぎるかな……)


『新キャラがさらに魅力あっていいね!』

『こういう思い切った展開には好感が持てるわ』


奈郎「そうだろう、そうだろう」



奈郎(よーし、実はこいつが敵だったってことにしよう!)


『まさかこいつが敵だったなんて!』

『ショックだぁ~、でもますます続きが楽しみになった!』


奈郎「よしよし、さすがぼくの読者、いいリアクションをしてくれる」



奈郎(どんな展開にしてもみんな褒めてくれるし、ランキングはダントツ一位だし……)

奈郎(ぼくって……小説の才能があったんだなぁ……)

56:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:15:38.703 ID:1XcjXxLe0.net
まだ誠実な人間

57:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:18:26.618 ID:DOnAV3piM.net
どう堕ちるのか

58:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:18:29.656 ID:9HLHpv4N0.net
奈郎(だけどちょっと待てよ?)

奈郎(これだけヒットしてるなら、そろそろ書籍化の話が来てもいいはずだよな?)

奈郎(この≪小説家になれる≫を運営してるのは出版社って話だし……)

奈郎(あ、そうか。これだけの人気作品だから、書籍化に慎重になってるのかもしれないな)

奈郎(だったら電話して時機を逃しちゃいけませんよ、って発破をかけてみるか)

奈郎「あのー、もしもし、○○出版社さんですか?」

59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:18:45.089 ID:5+/iCtzPd.net
調子乗りだしたな…ここからどうなる

60:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:22:18.463 ID:9HLHpv4N0.net
電話『ご用件は?』

奈郎「私、そちらで運営している≪小説家になれる≫でランキング一位の作者なんですが」

電話『あー……はいはい』

奈郎「そろそろ書籍化する頃かなー、と思って電話してみたんですけど」

電話『書籍化? あー、はい、まあ、いずれ……ね』

電話『それじゃ失礼します』プツッ…

奈郎「……」

奈郎「うーん、なんか歯切れが悪かったな」

61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:26:03.278 ID:9HLHpv4N0.net
奈郎(あれだけの人気小説を本にしないわけがない)

奈郎(もしかしてWEB小説なのをいいことに、ぼくに無断で書籍化しようとしてるんじゃ!?)

奈郎(もしそうだとしたら、大変だ!)

奈郎(ぼくはあれだけ苦労して書いてるのに、印税をもらえなくなっちゃう!)

奈郎(そうだ! きっとそうに決まってる!)

奈郎(こうなったら直接出版社に出向くしかない! ……直談判だ!)

62:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:30:34.414 ID:9HLHpv4N0.net
―出版社―

編集者「だから、書籍化の予定なんてないですって……」

奈郎「そんなはずがない!」

奈郎「ぼくに無許可で出版しようとしてるんでしょう! 絶対そうだ!」

編集者「そんなことないですって……」

奈郎「!」チラッ

奈郎(あそこにある原稿……ぼくの小説のタイトルが書いてある!)

奈郎「ほらやっぱり! ぼくの小説の書籍化が進んでるんじゃないですか!」ピラッ

編集者「あっ、それは――」

64:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:35:02.071 ID:9HLHpv4N0.net
奈郎「……!?」

奈郎「≪小説家志望者をとことんおだてるとどうなるか!≫……!?」

奈郎「なんですか、これは!?」

編集者「あちゃ~……バレちゃったか」

編集者「もっと穏便にネタばらしするつもりだったんだが、こうなったら仕方ない」

編集者「これはね、その名の通りの企画だよ」

編集者「≪小説家になれる≫っていう嘘サイトを立ち上げて」

編集者「ターゲットである投稿者、つまりあなたをおだてまくって」

編集者「一体どうなっちゃうのか、経過を観察するっていう雑誌の企画だったんだよ」

奈郎「違う! ……こんなの、こんなのウソだ!」

編集者「本当だってば」

66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:39:42.429 ID:9HLHpv4N0.net
奈郎「じゃあ、じゃあ……あの感想はなんなんだ! みんなぼくを褒めてくれたぞ!」

編集者「そりゃもちろん、サクラだよ」

編集者「だいたい君ね、あんな小説があれほど大絶賛されるなんておかしいと思わなかった?」

編集者「設定は陳腐だし、展開はひどいし、キャラクターはどこかで見たようなのばかりだし」

編集者「逆ギレするわけじゃないが、今までバレなかったのが不思議に思ってるくらいなんだ」

奈郎「……!」

編集者「しかしまあ、もちろん謝礼は出すし、なんなら小説に真面目にアドバイスしてあげても……」

奈郎「ふ、ふ、ふ、ふざけるな!」

奈郎「ぼくは天才なんだ!」

奈郎「天才小説家なんだぁぁぁぁぁっ!!!」

68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:43:38.299 ID:9HLHpv4N0.net
奈郎「――ちくしょう!」

奈郎「あんなのウソだ……絶対ウソだ……!」ブツブツ…

奈郎「ぼくは天才なんだ! ノーベル文学賞だって取れるんだ……!」ブツブツ…

喪黒「オ~ッホッホッホッホ……」

奈郎「!?」

喪黒「少節化さん、残念ながら私の忠告を守って下さらなかったようですな」

奈郎「あっ、喪黒さん! ひどいじゃないか! あんなサイトを紹介するなんて!」

奈郎「なにが≪小説家になれる≫だよ! 騙しやがって!」

喪黒「だからいったではないですか。高望みしない方があなたのため、だと」

喪黒「高望みさえしなければ、あなたはあのままいい気分で小説を連載することができたのです」

69:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:47:12.772 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「それに、あなたは全ての真実を知った瞬間、全てを受け入れ」

喪黒「小説家をきっぱり諦めるか、あるいはせっかくできた出版社との繋がりを生かし」

喪黒「本気で小説家を目指してみるか……どちらかの選択もできたはず」

喪黒「しかし、あなたはそのプライドの高さで、どちらも選ぶことができなかった」

奈郎「ぐ、ぐ、ぐ……!」

喪黒「しかし、私もあなたを深く傷つけてしまったことについて、心から責任を感じております」

喪黒「こうなったら仕方ありません」

奈郎「あ、あ、あ……」

喪黒「あなたを小説家にして差し上げましょう」

70:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:50:18.124 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「ドーン!!!」




奈郎「うわあああああああああっ……!」


あああぁぁぁぁぁ……!

71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:53:29.941 ID:9HLHpv4N0.net
……

…………

―書店―


≪大人気WEB小説がついに書籍化!≫


客A「お、これついに本になったんだ! 買っていこうかな!」

客B「どんな小説なんだ?」

75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 01:57:08.190 ID:9HLHpv4N0.net
客A「盗作やら不正やらで成り上がった悪徳小説家を、正義の小説家が退治するって内容だ」

客B「へえ~、面白そうだな」

客A「展開もスリリングでさ、読み始めたら止まらないんだ!」

客B「最近のWEB小説はレベルがどんどん上がってるっていうもんなぁ」

客A「――で、悪徳小説家の名前はなんていったっけ……」

客A「たしか……少節化奈郎って名前だったような……」



喪黒「……」

76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:00:08.980 ID:DOnAV3piM.net
なるほど

77:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:00:32.529 ID:9HLHpv4N0.net
喪黒「少節化さんが登場している小説が大人気になったようでなによりです」

喪黒「小説家になりたくてもなかなかなれない人が多い中」

喪黒「小説の中とはいえ有名作家になれた彼は……むしろ幸せ者といえるでしょう」

喪黒「きっと彼も本の中で、満足していることでしょうなぁ~」

喪黒「オ~ッホッホッホッホッホ……」







―おわり―

80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:02:24.344 ID:2SJ5590t0.net
この後味の悪さ、うまいね

82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:03:06.143 ID:rYadsqi80.net
中の人になっちゃたのか

83:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:03:21.769 ID:PPYB8nTQd.net
喪黒のSSなんて珍しいなあ
おつ

84:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:04:44.156 ID:B+85ryHq0.net
おつ
読みやすい。文章力高いわこの作者

85:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:05:20.636 ID:53z3ictir.net
喪黒さんはほんと怖い人やで
面白かった

86:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:05:28.695 ID:7/tZP1s00.net
これはうまい

89:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:14:35.096 ID:3i0TZPBg0.net
普通に本編でありそうな感じで良かった

79:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします: 2017/04/18(火) 02:02:17.849 ID:7F11uwOpa.net
おつ
おもすろかった
某歌手「アニメのタイアップ来たけど断ったw」

漫画の最終回とかの「主人公達のその後…」みたいなやつで

アニメ史上最低最悪レベルの原作クラッシャーアニメって何なの?

ラスボス←超巨大な化物 真のラスボス←人型


http://viper.2ch.sc/test/read.cgi/news4vip/1492442399/

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コメント
1 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 15:51 ID:NTVlOGZh ▼このコメントに返信
喪黒ってターゲット見つけたらしつこいし、不思議パワーのドーン!使って無理矢理ターゲットの情報勝手に持っていって更にしつこく脅迫っぽい事したあげく斜め上から皮肉るように笑って去っていくから作者肝い。
その内無理矢理拉致ってお薬漬けにして症状出始めたターゲットに対して「これが人間の本質なんですねぇ……」とかほざき出すんじゃないの。
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
2 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 16:12 ID:M2M1M2Fk ▼このコメントに返信
三大一部のせいで全体がそういう目で
なろう ヤフー知恵袋 尼レビュー 異論可
(投稿サイト全般、質問サイト全般~でもいいけど目立つのはやっぱこの3つな気がするし)

ほんまに面白い、役にたつのもいっぱいあるんやで(ネタにマジレスかな?)
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
3 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 17:03 ID:Nzg3ZDIx ▼このコメントに返信
名前なんて読めばいいの?
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
4 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 17:10 ID:Y2RiOGUz ▼このコメントに返信
やはりあの時に出会ったのは喪黒福造本人だったのか…
よしこの力で評判の悪いオルフェンズを作り変えてみせるぜ

鉄血のオルフェンズ最終話「彼らの居場所」愛憎篇

バルバトスの停止と共にダインスレイヴの中からマザーマリが降臨。
呼応するかの如くガエリオが死んだと思われていたO川ビスケット・正和に変貌する

ふたりは抱き合い愛を確かめ合う
マザーマリ「わたし正和さんの子供が出来たみたい」
O川ビスケ「マリー俺の子を生んでくれぇー」

一年後

赤子を抱いたマザーマリの独白
「夕闇あなたは汚らわしいあの男の子なんかじゃないわ
 私が愛した男はガエリオ唯一人だけよ
 あははははははは! 」
 
END
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
5 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 17:14 ID:Y2RiOGUz ▼このコメントに返信
※3
もぐろ ふくぞう
藤子・不二雄・A先生「笑ゥせぇるすまん」のキャラだよ
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
6 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 17:37 ID:NTM2ZjEw ▼このコメントに返信
めっちゃ面白かった。センスあるなこの作者
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
7 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 19:11 ID:NzAzZDJm ▼このコメントに返信
どうしよう、普通に面白かったんだけど
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
8 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 19:25 ID:NTYzYjhk ▼このコメントに返信
現在の玄田さんの声も良いのだけど
やはり大平透さんの声で脳内再生される
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
9 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 19:31 ID:ZDU4NmQ5 ▼このコメントに返信
※1
ぶっちゃけ喪黒は人が堕落するのを見るのが趣味だから……
作中でも「私があの家の前を通らなければ、あの家族はいつもと同じ朝を迎えることができていたと思うと胸が痛みます……まぁ興味持っちゃったから仕方ないんですけど!」っていうぐらいのアレだし
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
10 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 19:41 ID:NDlmYmU2 ▼このコメントに返信
なんやこれ……面白いやんけ
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
11 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 20:40 ID:Y2RiOGUz ▼このコメントに返信
ちょっとあっさりしすぎてる気がするけど評判いいね
原作の毒っ気をうまい具合に昇華してるし
今の子に興味を持ってもらうなら読後感が大切だね

変わっていくGレコを見て製作者に必要なものを教えてもらったし
叩かれるのはむしろおKなんで素人だけど趣味の範疇でやる気だすかな
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
12 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 22:02 ID:M2EyOTA0 ▼このコメントに返信
テンポの良さと後味の悪さがらしくて良いね
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
13 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 23:00 ID:ZWRlNjBh ▼このコメントに返信
※5 言葉足らずでごめん喪黒さんの方じゃない
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
14 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-18 23:08 ID:Y2RiOGUz ▼このコメントに返信
※13
しょうせつか なろう
このセンスもうまいね
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
15 : 超高校級の名無しさん : 2017-04-27 23:20 ID:NjNiYjMw ▼このコメントに返信
香川県ルーちゃん餃子のフジフーヅはバイトにパワハラで指切断の重傷を負わせた犯罪企業.中卒岸下守がやった.
それに賛成だ!0 それは違うぞ!0
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